季節と数字　ー　６月　ー

「6月」という季節

6月は春と夏の間、境目（土用）の季節になります。

間ということでダラダラと過ごしてしまうことも。

6月の後半になると雨が多く降る季節でもあり

少し憂鬱な気分になる時期でもありますね。

春でもなく夏でもない、または春でもあり夏でもある

そんなどっちつがずな気分になる季節なのかもしれません。

この時期は田に水を引く月という由来の水無月でもあり

田植えが終わりひと段落する時期でもありますが

稲を育てる大事な時期でもあったのかもしれません。

また英語ではjune。これは6月の神様であるジュピーターの妻

ジュノーが由来とされています。

ジュノーは結婚生活の守護神であることから

6月に結婚式を挙げると幸せになれると言われています。

「6」という数字

「６」という字は〇を抱えている数字と言われています。

なので妊婦さんを象徴していると言われています。

妊婦さんはお腹に赤ちゃんが居ますので

お腹の赤ちゃんにも気を遣いながら、なおかつ

自分の体調にも気を遣わなければいけません。

妊娠出産は時には死を伴うことも。

そんな大きな仕事に立ち向かうため

色んな事に気を配る時期なんだと思います。

６の数字は周りも大事にしながら自分も大事にする。

そんなメッセージをくれているのかもしれません。

また出産には万全の態勢で臨みます。

その準備が出来ているかどうかで

その後の生活が安定したものになるかが決まります。

何かあった時に間に合えばいいのですが

死をよぎるときもある出産。

後悔の無いようにだけはしたいものですね。

「6月」に咲く花

 6月といえば紫陽花でしょうか？

紫陽花の花言葉は色々な花の色がありますし

根から吸う成分で咲いている間にも色がかわることから

『移り気』『浮気』『変節』などの花言葉があります。

その一方で『和気あいあい』『家族』『団欒』という

ポジティブな意味合いもあり、その由来は

小さな花が集まって咲いている様子などから来ているようです。

紫陽花は母の日にも選ばれるお花の一つです。

家族のことを思い、七変化する家族の成長や様子を

暖かく見守っている母親の愛情を表すお花なのかもしれませんね。

ちなみに…

紫・青のアジサイの花言葉は「冷淡」「無情」「浮気」「知的」「神秘的」「辛抱強い愛」「知的」「神秘的」

ピンクのアジサイの花言葉は「元気な女性」「強い愛情」

白いアジサイの花言葉は「寛容」「一途な愛情」

というように色によって花言葉が違うそうです。

贈り物で選ばれるときは参考にしてみてはいかがでしょうか？