警察官の色

「警察官の色」

この世の中にはたくさんの色が溢れています。

私たちが産まれる前は白黒の世界だったものが科学が発達し色が手元に来ることでいろいろなものが輝き始めました。

でも、色が無い白黒の世界だったとしても

ふと自然を見れば色のあるものばかり。

その自然が生み出す色を神様からの贈り物だと思っていた時もあったようです。

そんな神様からの贈り物にはメッセージがあると言われています。

そのメッセージを読み解くのに役に立つ学問の一つが色彩心理学。

その色彩心理学の観点から考察してみようと思います。

警察官の服

 事件モノの警察官はスーツや私服？を着てるイメージですが

交番や警察署にいらっしゃる警察官は制服を着用されています。

威厳があり凛々しくスマートに見えるので誇らしいですね。

どうやらこの制服の色は全国一緒のようです。

まあ各地で違ったら混乱を招く要因の１つになりますしね(^-^ゞ

この警察官の制服の色のネイビー(紺色)は海軍から生まれたと言われています。

イギリス海軍が古くから導入し現在も利用されてる色なんだそうです。

なので、紺色は濃い青に黒色が入った色。黒が表す威厳のある色であり

海軍の権威の象徴を表しているようです。

また、汚れが目立ちにくい色です。

素直に応じる人ばかりではないので時には取っ組み合いも。

緊急時には汚れなんて気にしてられません。

だからと言って、汚れた制服を着ていたら

ちょっと清潔感がなくて嫌ですよね(^-^ゞ

ドラマであるような張り込みも

警察官の制服の色は闇に紛れ分かりにくく

犯人に気づかれること無く仕事が出来ますし

もし犯人が銃を持ってたりしたら…

自分の身を守るためでもあるのかもしれませんね。

「ブルー」から連想される象徴

ブルーは聖母マリア様の色でもあります。

マリア様のように優しく時には厳しく見守ってくれる

そんな交番の優しい警察官を思い浮かべてしまいます。

小さい喧嘩から大きな喧嘩までトラブルがあると駆けつけてくれる警察官。

トラブルを起こしている当事者は少し興奮気味です。
ブルーは冷静になり落ち着く色でもありますので
感情が高ぶってる犯人を落ち着かせる効果もあるようです。

また誠実さも表す色。
そういう意味では安心感を表す色でもありますね。

警察官が来ると安心するときもありますし

シャキッと背筋が伸びるときもあります。

濃いブルーは暗闇の中でも隠れられる暗闇の色。

先ほども書きましたが張り込みなど闇に紛れやすく

犯人を捕まえるには自分の身を守るための色でもあります。

白バイ隊員

ちなみに白バイ隊員は水色の制服です。

警察官の紺色よりも明度が上がっていて明るくなっています。

これは目立つためなんだそうです。

余談ですが白バイ自体も元は赤色、途中から白色に変わっています。

これも目立つことが重視されているようです。

また白色の意味には「平和と清潔」を表す色ということで

事故のない安全で快適な交通社会を作るための

「平和の騎士」という意味もあるそうです。