コーポレートカラー：西日本鉄道

「コーポレートカラー」とは？

「コーポレートカラー」というのをご存知ですか？

企業や学校など、それぞれに会社のロゴだったりマークだったりシンボルになるものがありますよね？

そのシンボルに色がついているのですが、この会社はこの色だよね～！みたいな、その企業を象徴する色をコーポレートカラーといいます。

別名でシンボルカラーやブランドカラーとも言われます。

そんな会社を象徴するコーポレートカラーは会社の想いが込められて作られていることが多いです。

その想いと違う色が含まれていると違和感があるかも？

なので想いを伝える上ではとても大事な色になります。

企業はその道の専門家が作っていることが多いので、ぜひ色の意味の参考にしてくださいねとカラーを学びに来られた生徒さんにもお伝えしています。

その思いが色の意味的にどこから来ているのか考察してみたいと思います。

コーポレートカラーとその想い

今日は西日本鉄道さんのコーポレートカラーです。

”色は西鉄ブランドカラーである

限りない可能性と信頼を表す「ブルー」、

若々しさと輝きを表す「イエロー」、

情熱と活動力を表す「レッド」を基調に、

明るい未来をイメージしました”

ホームページでは探せなかったので西日本鉄道さんのFBで

書かれていたのを引用させて頂きました。

引用先：　西日本鉄道Facebook

限りない可能性と信頼を表す「ブルー」

ブルーは警察官や銀行も良く使用している色で

信頼を表す色でもあります。

ブルーを連想させるものの一つに空の色があります。

空は神がいるとされていて信頼性や永遠といった意味があります。

神の存在は永遠であり聖母マリア様の色でもあるブルーは

神聖で信頼のある色といえると思います。

空を見渡すと絶え間なく続く空があり

その先に光が見えると希望が見えるような

可能性を感じざる負えません。

また海の色や水の色といったように水を表す色でもあり

暑くなった体を水に浸かると冷えることから

クールダウン、冷静になるといった意味もあります。

西鉄さんは電車やバスのイメージが強いのですが

交通ルールをしっかり守り集中して運転することで

何が起きても冷静に判断していきます。

といった意味合いも込められているのかなと感じました。

若々しさと輝きを表す「イエロー」

イエローは子供の色といわれています。

色は薄いものから濃いものまであるのですが

それを色彩心理に当てはめると薄いものは子供っぽく

濃いものが大人っぽいという印象になります。

黄色は薄い方に入る色、ということは

子供っぽい色だと言えるのだと思います。

子供は探求心が旺盛で目をキラキラ輝かせて

色んなものに取り組みます。

そして子供は若いですよね～(笑)

大人の人が思いつかない発想をし

失敗しても挫けずチャレンジしていきます。

ということで黄色が表す元気いっぱいの会社を

目指されているのかもしれません。

情熱と活動力を表す「レッド」

レッドは炎の色。炎は火の色ですね。

レッドの火はどんな火をイメージしますか？

燃えるものがあるとどんどん火は進んでいき

色んなものを燃やしていきます。

燃えるものがなくならない限りは

ずっと炎を燃やし続けますので

とてもエネルギーのある色とも言えますね。

燃えるものという思いがあると

その思いは絶やすことなく燃えていきますので

その想いをもって取り組んでほしい気持ちがあるのかもしれません。

もしくはそんな絶やすことのない思いを作ったり育てたり

そんな企業であることを望んでいるのかも？

どんどん火を燃やしていくというのは

前に向かって行動しているということ。

そういうところから活動力という言葉があるのかもしれません。